いよいよ1棟目との出会いのお話です。
地元をあきらめたら、地方にお宝があった!
初買付が失敗に終わった私達・・・。
その後もいくつかNさん経由で買付を出して撃沈したり、色々なサイトで見た物件を見に行きました。
そんな中、某大手不動産企業の地方支店のHPにて目ぼしい物件を発見!
・程よく郊外
・生活に必要な施設がほぼ徒歩圏内。
(スーパー、コンビニ、学校、銀行、病院等)
・駐車場無しだが隣地に賃借可能な空き地あり。
・築25年重鉄の3階建て。
・年間13万円の屋上アンテナ収入あり
・現況3戸中1戸入居中
・現況利回り14%
・固定資産評価額800万円
そして、価格は・・・500万円!
早速車で1時間半かけて現地に行き、内覧をしました。
1Fと2Fは店舗と事務所で、ま~古いし中はリフォームが必要。
3Fのみ住居用になっていて、建築当初から住み続けているご夫婦だとか。
1戸しか埋まっていないけど、これは化ける可能性あり!!
価格交渉。プチ鬼の指値をやってみた!
早速仲介業者さんとその場で交渉。
公開したばかりだったのに既に2人(いずれも法人)が検討中でした。
ここで、鬼の指値!
「350万で・・・。」
と言いかけたところ、仲介業者さんが何かを察してのこの発言。
「検討中の方が300万でという話を売主さんにしたら、売主さんが300~!?と渋い声を出していました。」
主人とアイコンタクトしながら・・・
と機転を利かせた指値を提示。
すぐに売主さんに話をしてから連絡をくれるとの事!
そして後日すぐにOKの連絡!
「やった~!」
初めての物件は現金または公庫で!
早速、足りない分を調達しなければ!
登記費用:20万円
仲介手数料:20万円
固定資産税精算:5万円
購入時の諸費用は多めに見積もって50万円。
(火災保険等は入れていません。)
ちなみに敷金16万円はこちら持ちという条件付きでした。
物件は関西ではないけれど、いわゆる「敷引き」です。
購入時の諸費用を物件価格と合わせると、総額450万円。
貯金(300万円)は全てを使いたくなかったので200万円借りることに。
貧弱属性の私たちが買う県外の物件。
銀行はまず無理!
公庫で借りる一択!でした。
公庫でダウンロードできるものもありましたが、書きにくいので事業計画書を自作。
公庫は創業したばかりの経営初心者に優しいと聞いていたので、素人感丸出しの簡単なものを作成。
アポを取って現地近くの公庫へ平日に休みを取り主人が面談へ。
耐用年数も評価額もばっちり出ている物件で借入れは200万円のみ。
予想通りでしたが、「大丈夫です。」の言葉をもらってとりあえず一安心しました!
ちなみに、公庫の確約をもらう前から「現金で買う」と言いきっていました。
これは元々両親に借金して公庫の振込みがあった時点ですぐに返すつもりがあったからです。
万が一公庫からNGが出ても3年で利子付きで返す借用書を交わしていました。
次回は、契約のお話です!
鬼の指値!加藤ひろゆきさんの著書。今回は100万円値引きができました!